2014年06月29日

Polestar E.C.2 Lesson 9

 最先端の水−「ニューワォーター」
あなたが飲む水はどこから来るのか。飲み水がどこからきているのか、あるぃはどのようにしてつくられているのかを考えることがあるだろうか?
人々に水を供給する興味深い取り組みをしている国についての報告がある。
1
 日本では、水が欲しい時にはいつでもそれがあるのが当然だと普通思われている。
そして、実際、 地表の70パーセントが水に覆われているので、 この惑星は水が豊富だと思われがちだ。
しかし、実際には、世界の水のおよそ97バーセントが海水で、真水はおよそ3パーセントしかない。
そのうえ、その3バーセントでさえ、すべてが使えるわけではない。
実際、人類はこの惑星の全水資源のわずか0. 8バーセントしか使える状態にない。
多くの発展途上困では給水設備がなく、何百万人もの人が、汚れた水に関する問題で苦しんでいる。
しかしながら、清潔な水の不足は発展途上国だけの間題ではない。
例として、シンガポールを上げてみよう。
いくつかの理由により、この比較的裕福な国もまた、そのような問題に直面している。
まず、淡路島ほどの面積をもつ小さな島、シンガポールには、真水の水源として使える大きな川がない。
次に、土地が平坦なため、ダムを建設するのは難しい。
さらに、シンガポールでは降水量は多いものの、その水を保つ広い森林や田んほがない。
最後に、この小さな国は人口500万人であり、それに加え、毎年何百万もの人がやって来る。
シンガポールで使われる水の量は年々増加している。
2
 このような状況下で、シンガポールはどのようにして水を得ているのだろうか。
人工の貯水池が主な水源である。
シンガポールに降る大雨はとても貴重な水源だ。
国土の総計3分の2に及ぶ地域、その中には都市部も含まれるが、そこに降る雨水は17個のそのような貯水池に溜められる。
 この貯水池だけでは、シンガポールの全需要を満たさないので、一番近い隣国のマしーシアから水を買わねばならない。
マレーンアから輸入される水は、幅2キロメートルのジョホール海峡を渡るパイプラインを通って送られる。
しかし(ある時)、2002年に、マレーシアは水料金の莫大な値上げを要求した、それまでの100倍高く。
シンガポール政府はその要求に危機感を覚えた。
(シンガポールは、)徐々に水資源を外国に依存しなぃようにしなければならないということが分かった。
 そのようにして、ニューウォーターが生まれた。
それは先進の濾過技術によって浄化された下水から作られている。
シンガポールの下水管を流れる汚水はすべて再生利用されている。
それは精巧な濾過工程をたどる。
最初に、0. 2ミクロンンほどの小さい粒子を除去できるマイクロフィルターにその水を通すと、 固形物とバクテリアが取り除かれる。
次に、逆浸透膜を通し、重金属やウイルス、殺虫剤が除去される。
この段階で、その水は、ほぼ純水になっている。
最後に、(その水は、)紫外線消毒によって殺菌される。
この浄化の過程が終了すると、アルカリ性の化学物質が加えられ、飲んでもまったく安全な水になる。
3
 6万回以上の検査という過程を経て、ニューウォーターは人体に無害であるだけではなくて、貯水池の水より味がよく、質が高いということが分かってきた。
実際、ニューウォーターの質は世界保健機構によって定められている飲料水品質基準と指針を上回っている。
2011年7月の時点で、ニューウオーターはシンガポールの総水需要の約30パーセントを滴たしていた。
その数字は、 2060年までには50パーセントにまで増えるだろうと期待されている。
これは決して渇れることのない水源である、なぜなら再生利用される水からできているからだ。
その上、海水から真水をつくること、それは水が不足している国々でよく採用される方法であるが、それと比べて、ニューウォーターは比較的簡単に安くつくれる。
しかしながら、ニューウォーターに問題がないわけではない。
たとえそれが「完全に透明な飲料水」と書かれていても、下水からつくられてぃるため、最初はそれを飲みたがらない人もいた。
この問題を解消するため、当局はその再生利用された水を貯水池に流し、通常の給水処理をして、生水として人々の家までパイプを通して送り始めた。
このような余分な段階をふんで政府が広報活動をしたおかげで、シンガポールの人々は次第にニューウォーターを受け入れようになっている。
2002年の調査によると、シンガポール人のおよそ80パーセントが、ニューウォーターを飲んでも構わないと答えた。
4
 水不足は多く国の農業や生態系だけではなく、国の安全や繁栄にも影響を及ぼす。
もし万一水不足によって世界中が食料不足になれば、それは確実に日本に重大な影響を及ぼすだろう、2010年の日本の食料自給率は、カロリーに基づき39バーセントしかなかった。
水を巡る争いは、すでに世界各地で起きている。
トルコやシリア、イラクのような中東の国々は、1970 年代から水を巡り闘ってきた。
水の略奪に関わる問題は、ここ日本でも起きるかもしれない。
2010年頃、外国企業が山梨や長野などで、川や湖の近くにある森林地を買収していると報道した新聞もあった。
このこともまた、水資源を巡る世界的な競争の一部だったのだ。 
 私たちは世界中の水不足をどう解決すべきなのだろうか。
その解決の鍵の1つは、確かに精巧な濾過技術だろう。
日本企業はこの分野で目覚ましい進歩を遂げている。
実際、もし日本の技術がなかったら、シンガポールはニューウォーターを作り出すことができなかったかもしれない。
この技術があれば、日本は21世紀の重大な水問題の解決に貢献する世界のリーダーになれるだろう。


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タグ:Polestar 和訳
posted by sakai shinji at 23:17 | Comment(0) | Polestar E.C.2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

Pro-vision E.C.1 Lesson 7

1
 楽器を運ぶ子供らの姿は、ベネズエラの午後の町では見慣れた風景だ。
彼らは学校の授業が終わると、音楽の練習に向かう。
国じゅうに180の音楽学校があり、35 万人の子供が無料でクラシック音楽の教育を受けている。
子供らの多くは、週に6 日間練習を行い、オーケストラやコーラスに参加する。
 この教育プログラムは、一般にエル・システマとして知られている。
それは、1975 年、アブレウ博士によって始められた。
彼は、かつてベネズエラの文化大臣を務めた、音楽家兼経済学者である。
35 年以上の歴史の中で、エル・システマは、多くの優れた音楽家を輩出し、なかには国際的に知られるようにようになったものもいる。
 しかしながら、プロの音楽家を輩出することがエル・システマの主な目的ではない。
その使命は、単に子供らに、音楽の力を使った、よりよい生活を送る機会を与えることである。
「音楽によってもたらされる豊かさが、貧困を打ち負かす。」と、アブレウ博士は言う。
2
 エル・システマはまた、貧しい家庭の子供が、犯罪に巻き込まれるのを防ぐ壁としての機能をも果たす。
エディクソンの場合が、その例である。
彼は生まれてから9 年間、カラカスの犯罪が多発するスラム街で、家族と一緒に貧しく暮らしていた。
そのとき、近所の人がエル・システマを勧めてくれ、こうして彼は、弾くことが運命だと思われる楽器に出会うこととなる。
 「初めて、コントラバスの音色を聞いたとき、『これだ!』と思いました。私は、コントラバスこそが自分の楽器だと理解しました。」と、エディクソンは言う。
 楽譜が読めるようになる前に、彼は、チャイコフスキーの交響曲でコントラバスのパートを演奏するよう頼まれた。
「私は、皆が冗談を言っているのだと思いましたが、誰も私には無理だと言いませんでした。オーケストラの誰一人として、『ノー』とは言わなかったのです。」
 その後、エディクソンは、毎日必死に練習した。 彼は、ベネズエラ国立シモン・ボリバル交響楽団の一流演奏家にまで登りつめた。それは、エル・システマによって始められたすべてのオーケストラの最高峰である。
ついに、彼は、世界的に有名なドイツのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入った史上最年少の演奏家になった。
エディクソンは、エル・システマのことを聞くまで、ロックしか知らなかった。
しかし、そのプログラムにおけるクラッシックの経験、そしてオーケストラで演奏したことが、彼の人生をすっかり変えたのだ。
3
 ある助けを必要としていた少年が、音楽と音楽の力を信じる人々のおかげで、人生をやり直す機会を得た。
 彼の名前はレナー。
貧困地区で育ったため、彼は、犯罪に明け暮れる生活に陥るしかなかった。
彼は警察に逮捕され、青少年更生施設に送られた。
彼は、もう誰も自分を信頼しないだろう、そして社会は自分を必要としないだろうと確信した。
そんなある日、エル・システマのある音楽教師が彼に楽器を与えた。
それは、彼が新しい人生を始めるのに必要とした機会だった。
 「エル・システマのプログラムが、私に大きな扉を開いてくれました。それは、私に、楽器から愛まで、すべてのものを与えてくれました。愛こそ、私が一番必要としていたものでした。私は、誰もがこの恩恵を受けるべきだと思います。」と、レナーは言う。
レナーは、楽器に触れる前は、拳銃を持ち歩いていた。
今日では、彼自身が、エル・システマの音楽教師である。
彼は今、自分がかつて置かれていたような境遇にいる子供たちに、音楽の世界を紹介している。
4
 「貧困とは、孤独、悲しみ、そして人に知られていないことを意味する。オーケストラは喜び、やる気、チームワーク、そして成功したいという気持ちを意味する。」
 このように、アブレウ博士は、エル・システマ音楽教育プログラムの基本理念を表現する。
オーケストラの一員として、ともに努力し、芸術的なものを創造しようとすることで、子供たちは、努力することの尊さを知り、協力の精神を養う。
これらの子供たちは、家族や近隣の人々にもいい影響を及ぼす。
例えば、ある家族では、父親が、自分の持てるすべてを音楽に投じている息子の姿を見て、酒をやめた。
また、その少年の兄は、高校を中退していたのだが、再び勉強を始めるよう勇気づけられた。
彼は、弟から、成功への鍵は、自分がたまたま育った場所ではなく、自分がやることに魂を入れることだと教わった。
 ベネズエラで、1人の男によってまかれた種が、今や根を張った力強い木に成長している。
エル・システマは、実を結び、その種は国境を越えて成長し始めた。
エル・システマをモデルにした教育プログラムが、米国、ヨーロッパ、そしてラテンアメリカの多くの国で生まれつつある。
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posted by sakai shinji at 15:02 | Comment(0) | Pro-vision E.C.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月10日

Pro-vision E.C.1 Lesson 6

1
 「風呂敷」とはどんなものか。
それは単なる正方形の布である、様々な使い方ができる。 それを様々に折り、また結ぶことで、とても便利なバッグを作り、色んな形のものを運ぶことができる。
例えば、丸いもの、四角いもの、長いもの、また幅の広いものなどだ。
風呂敷をほどけば、また使う準備ができる。
使わないときは、それは折り畳んで持ち運ぶことができる。
 風呂敷のデザインやそれらに使われる布の種類は、近年改良され、とてもおしゃれになった。
若者は、すばやく現代風風呂敷の魅力に気づいた。
彼らは、今や風呂敷をビニール袋に代わる「エコバッグ」として、あるいはノートパソコンを包んで肩にかけ運ぶのに使ったり、ヘアバンドにしたり、部屋の飾りにしたりしている。
現代の生活スタイルに合った新しい風呂敷の使い方が、次々に現れている。
2
 風呂敷は、日本で人気があるだけではない。
風呂敷の美しさと同様に、それらの考え方が、今や世界中に知られている。
 あるオランダのデザイナーは、一枚の風呂敷であらゆる使い方ができるという考え方に着想を得た。
彼女は、運びたい物に合わせて大きさを変えられるバッグを作った。
 イギリス政府は、過剰包装という国民的問題に対処する方法を検討し、風呂敷の環境にやさしい考え方を注意深く観察した。
政府は、包装紙やリボンではなく風呂敷でクリスマスプレゼントを包むことを奨めるキャンペーンを行った。
 2004 年にノーベル平和賞を受賞した、ワンガリ・マータイ氏は、日本を訪問した際、「もったいない」という考え方に感銘した。
彼女は、一枚の風呂敷に丁寧に包まれた贈り物を手渡され、物を大切にする日本人の精神を知った。
 風呂敷はもはや日本特有のものではない。
この伝統的な包み方を通して、世界中の人々が、今や資源を守る新たな方法を発見しつつある。
3
 風呂敷の歴史は、室町時代に遡る。
「風呂敷」という言葉は、もともと「風呂に敷く布」を意味した。
大名たちは、自分の着物を一枚の布に包み、風呂に入った。
風呂から上がると、彼らはその布を床に広げ、その上に立ち、着物を着た。
 江戸時代、銭湯に行く慣習が、庶民の間に広がり始め、彼らは風呂敷で着物などを包み風呂へ行き来した。
こうして風呂敷は人々の生活に馴染み深いものになった。
 19世紀後半から、風呂敷は贈り物としても人気が出た。
風呂敷の年間生産量は、1970年代までにはおよそ1億枚に達した。
しかし、時代が変わるにつれ、風呂敷を使う慣習は、失われ始めた。
日本は高度経済成長を経て、人々は、より西洋的な生活様式を望むようになった。
ビニールや紙の袋が、スーパーやデパートで使われ始めた。
人々は、新たな使い捨て文化の中で「もったいない」の精神を忘れ始めた。
4
 今後、世界の人口は増加し続けると予測されている。
経済成長を地球の保護と結びつける「持続可能な開発」の時代が来た。
 21世紀初めから、世界中の人々は、環境を守るのに役立つ3つの方法の重要性を知るようになった。
それらは3R、すなわち、Reuse(再利用する)、Reduce(削減する)、そしてRecycle(再生利用する)の頭文字として知られている。
ここで、風呂敷は私たちに、もう一つ、同じく“R”で始まる考え方に気づかせる。それは、物へのRespect(尊敬)だ。
 私たちの祖先は、生活の中でいつも物を大切にした。
彼らは、日本の限られた土地や資源を有効に活用した。
風呂敷は、過去から受け継がれた知恵の一例にすぎないが、今日の環境問題を解く鍵を与えてくれる。
私たちは価値ある伝統を生かしつつ、あらゆる地域の人々とそれらを共有すべきだろう。
このようにして、私たちの知恵は次の世代へと受け継がれる。
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posted by sakai shinji at 11:33 | Comment(0) | Pro-vision E.C.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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